
まったく新しい無料のBIツール「Qlik Sense」リリース
先日、QlikViewの開発元であるQlikTech社が、新製品「Qlik Sense」を発表しました。
Qlik Senseは従来の製品であるQlikViewが持つ”連想技術”を活かしながら、ユーザーインターフェースなどを一新した、まったく新しい製品です。
こちらから無料でダウンロードできますので、ぜひ使用してみてください。
ダウンロード
以下のページから、Windowsのクライアント製品「Qlik Sense Desktop」を無料でダウンロードできます。Qlik Sense Desktopのダウンロード
ご留意事項
対応OSは、64bit版のWindowsのみです。32bit版はありません。「QlikView Personal Edition」と同様、無料でかつ、機能制限、期間制限などは一切ありません。
また、QlikView Personal Editionにあった、ファイル共有の制限(別のPCで作成したファイルを開けない)もありません。
ダウンロードに際しては、正しいお客様情報の入力が必要となります。入力いただきました情報は、アシストまたは当社が認定したパートナーが利用しますのでご了承ください。
Qlik Senseの特長
Qlik SenseはQlikViewの持つ、”大量データであっても高速に動作する” 連想技術はそのままに、ユーザーインターフェースなどを、まったく新しくデザインしなおした新製品です。QlikTech社のリリースなどを見ると、以下のことを目指した製品のようです。
- すべての方が、すべてのデバイスから
- より短時間で、より直観的に
- 情報の可視化や、情報の探索ができる
選択の変更や、選択の解除もマウス操作だけで簡単にできます。

棒グラフをスクロールして見たり、棒をクリックしてデータを選択したり、ドラッグ&ドロップで範囲選択したりできます。

さらに投げ縄ツールを使えば、円グラフをなぞって選択したり、散布図の中から見たい範囲を丸く囲んで選択したりできます。

最後に…
Qlik Senseはもともと「QlikView.Next」という開発コードネームで呼ばれていました。その名前から、QlikViewの新バージョンとしてリリースされることも予想していましたが、Qlik SenseはQlikViewとは別の製品ラインとして(まったく別の新製品として)リリースされました。
まだリリースされたばかりですが、すこし触ってみた印象だと、QlikViewの方がヘビーユーザー向けの多機能なツール、Qlik Senseの方が万人向けのライトなツールといった印象です。
Qlik Senseについては、わたしもこれからいろいろと学んでいきます。
今後はQlikViewだけでなく、Qlik Senseについても、このブログ上で紹介していく予定ですので、ぜひご期待ください。
Qlik Sense、ぜひみなさまもダウンロードして、使用してみてください!
Qlik Sense Desktopのダウンロード
2015年3月16日 追記
ついに日本国内で正式に販売開始となりました!(速報)Qlik Senseついに日本国内で販売開始!
外部リンク
QlikTech社のプレスリリース(英語)https://www.qlik.com/us/company/press-room/press-releases/0724-qlik-introduces-next-generation-data-visualization-and-discovery-application-qliksense
Qlik Sense Desktopのシステム要件(一部英語)
https://help.qlik.com/en-US/sense/Subsystems/PlanningQlikSenseDeployments/Content/Sense_Deployment/Introduction/system-requirements.htm
Qlik SenseのFAQ(英語)
https://community.qlik.com/t5/Qlik-Support-Documents/Qlik-Sense-Desktop-Support-FAQ/ta-p/1476819